当院は滅菌・消毒にこだわっています。
当院は痛くない歯石除去を行うために超音波スケーラー(右画像)という器具を使用して
います。
歯石除去時に限らず、バキュームで完全に吸い取ることができなかった水、唾液、金属片、削った歯の粉、そして血液が少量ではありますが必ず口の外に出ているものです。
開院時よりフリーアームという口腔外バキュームを設置し、院内感染予防に努めています。
右画像はオゾンによる空気の殺菌をする機能を有した空気清浄機です。
空気に限らずオゾンがふれる場所(壁、床など)は相当レベルの殺菌が可能ともうたってあります。
1週に1度は院内全体のオゾン殺菌を行い、通常は空気清浄とともにマイナスイオンを放出しています。
玄関横にあるスリッパ入れ(画像右側)は紫外線とオゾンでスリッパを清潔に保つことができるというものです。光が届く部位は紫外線で、届かない所はオゾンを環流させることで菌を死滅させています。スリッパの裏側は1日に2度消毒用アルコールで
清拭しています。
また、月に一度ダスキンにお願いして全フロアー抗菌ワックスで
コーティングしています。(画像左側)
もっとも信頼できる滅菌器オートクレーブです。(下画像左端) 高圧と高温(2気圧、132℃)で文字通り細菌・ウイルスを死滅させるものです。可能な限りこの装置を使用し器具を滅菌し使用します。
下画像左より2〜4枚目は一般的な歯科医院でよく見かける光景です。使用したバー(歯や金属などを削る道具)を薬液に浸け、必要な場合は再度それを取り上げて使用するというものです。 当院では他の患者様にしようした後、薬液に浸けただけのバーは決して使用しません。オートクレーブにより完全に滅菌したバーを補充して次の患者様に備えています。ご安心ください。
左の写真のように歯科医院ではプラスチック製やサビを生じやすい器具をたいへん多く使用します。特にプラスチック製木々は残念ながら上記のオートクレーブは使用できません。使うと変形したり、溶けたりするからです。
そこで当院ではこのような器具に唯一使用でき、しかも表に記載してあるとおりほぼ全ての菌、ウイルスに対して効果のあるホルホープ(ホルマリンガス殺菌器)を導入することにより全ての器具を安心して患者様の口の中に入れることができるようになりました。
尚、ホルホープデンタル導入は長崎県では初めての歯科医院です。
感染性の疾患に罹患されている患者様に使用した器具につきましては、グルタルアルデヒド水溶液に浸して後に、オートクレーブorホルホープにかけています。グルタルアルデヒド水溶液でもハイレベルのウイルス、細菌の不活化・殺菌が可能と言われています。